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ウエスティのプラッキング(ストリッピング)

ウエスティの本来の毛質は「剛毛」です。
ただ、この毛質はぼさぼさに伸ばしていても作れませんし、
ハサミでチョキチョキ切っても作れません。
指やトリミングナイフで地道に毛を抜いて作り上げていきます。

でも、その個体によっては生まれつき硬めの毛質で、
比較的短期間で剛毛に作れたり、
逆にすっごく柔らかく細い毛質で、
マメに手をかけて時間をかけて硬い毛を作らないといけなかったりします。
追記:経験上、体質が筋肉質の子は硬い毛率が高いですね〜。

当店をご利用のウエスティの60%が、
毎回バリカンを背中に入れるペットカットです。
ウエスティをトリミングしていく上でいくつかの注意点があります。
□背中をスリッカーで擦らない。
□耳の中・目の周り・口の周り・ワキの下・内股・足裏が
赤くなっている子は皮膚が弱い子が多いので、
シャンプーの選択&トリミング方法に気をつける。
□抜く場合、飼い主さんにその後のケアーをきちんと説明する。
(ウエスティは場合によっては、地肌が見えるまで抜いたりしますので)

もし、背中の毛の色が茶系になっている場合は、
我慢してその毛が伸びきってしまうまで伸ばします。
根本の部分が細くなり、白くなるまで我慢します。
で、カットしちゃいます。
こうすると、白い毛が生えて来ます。
(皮膚の状態によっては、茶系の場合もあります)
そのままの状態で抜きを繰り返しても、白い毛になるのは難しいです。

さて、写真のウエスティは抜いている残りの40%の1匹です。
この子の毛は細くて柔らかく、なかなか硬くなりません。
途中、怪我の治療で毛を刈られてしまった事もあり(T-T)
飼い主さんが望んだ「硬い毛のウエスティ」になかなかなりませんでした。
昨年1年間は地味〜に、目の細かいコームで下毛を抜いていく作業をして来ました。
コームを寝かせて、皮膚と平行にして親指を添えて抜いていきます。
毛を切らないで済みますし、指も痛くありません。
ぽわ〜っと伸びて来た上毛があれば、それは指でつまんで抜いていきました。
見た目、トリミングしたの?状態です。
だいたい月1回のペースでした。

今日は1ヶ月半ぶりです。
(V^-°)背中に硬い毛発見です♪
ウエスティのプラッキング(ストリッピング)_c0119742_0321157.jpg


浮いていた上毛を抜いてみると…しっかりその下に硬い毛が生えていました(*^o^*)
硬い毛は純白というより、乳白色です。
ウエスティのプラッキング(ストリッピング)_c0119742_0323394.jpg


うん、この調子で全身が良い塩梅になると良いんですけどね〜。
他の部分にも硬い毛がちょびちょび生えて来ています。
今年こそ〜!っと思っています。

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by hamoagi | 2009-01-30 23:37 | hamomama・戯言
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