熱中症のこと
暑い日が続いていますね〜。
今年は例年以上に【熱中症】になってしまう子が増えているようです。
一応、簡単にまとめてみました。
(専門学校&動物病院&セミナーの知識から抜粋です)
まず…【熱中症】とは?
室温や気温(30度以上)や湿度(60%以上)が高いと犬は体温調節が追いつかず、
体温が40度を超えてしまい、最悪は死亡に至る状態をいいます。
※体温は肛門に体温計を3〜5cmほど差し込んで計るのが誤差が少ないようです。
動物用体温計とか婦人用体温計を使うか、
デジタル方式のものを1つ救急箱に入れておいて下さいね。
■症状としては、
ハァハァと浅いあえぐような開口呼吸・よだれ・目が充血・嘔吐・
ぐったりとして動かなくなる など。
※舌の向きにも注意してください。
「巻き舌」のように鼻につくような感じで喘いでいる場合は、
かなり犬はしんどい状態です。
※舌や目の結膜や歯茎の色にも注意しましょう。
正常はいずれも「ピンク」です。
「真っ赤・紫・白っぽい」というような異変が現れます。
どんな子でもなりますが、特に気をつけた方が良い子は、
子犬・老犬・肥満犬(皮下脂肪が体の放熱を妨げるため)・心臓病・
短頭種などの気道が狭い子・声帯除去手術を受けて一部癒着している子。
犬は呼吸をする事で体温調節をしています。
あったまった空気を排出し、
冷たい空気を体に取り込んで体温を下げようとしています。
ところが、吸い込む空気が温かいと…体温を下げる事が出来なくなります(T^T)
また、オーバーコートは暑さや太陽の熱から皮膚を守ったり、
熱を遮断する効果があります。
ところがアンダーコートが多い子は熱気がこもりやすくなり、
しんどくなりやすくなります。
サマーカットをする場合は、全体的に短くなりますが、
アンダーが少なくなっていないので気をつけて下さいね。
※テリアの場合は、バリカンでもアンダーコートが多い子は、
先にアンダーコートを抜いて通気をよくする事が可能です。
■対処方法 まず、慌てずに愛犬の体に触って熱をチェックします。
・水をかけて冷やす
・水に浸ける(氷水は逆効果になるので、水道水で大丈夫)
・濡らしたタオルで包む
・保冷剤、氷枕(アイスノン)など冷たいもので太い血管を冷やす
※ワキの下・内股・首・耳
注意:この作業をしつつエアコンの風に当てる場合は冷えすぎてしまうので注意が必要です。
体温を測りつつ、38度ぐらいに落ちて来たらエアコンで冷やすのは止めましょう(氷も)。
・水分補給をする(少しずつ)
※水・氷をかじらせる・スポーツ飲料(ポカリスエットを薄める・犬用でも可)・アイス・かき氷
・動物病院へ連絡する
※症状が改善していても、内臓にダメージが出る場合がありますから、
連絡し指示を仰ぎ、診察を受けましょう。
■予防対策
・水分を摂らせましょう
※できるだけ多くの水分を夏場は摂取出来る様に工夫しましょう。
生食・缶詰め・レトルト・冷凍などのフードを効果的に使いましょう。
水を飲まなかったら牛乳(お腹が大丈夫なら)とかスープとか。
・散歩前に水分を摂らせましょう
・アンダーコートをできるだけ取りましょう
※毛を短くカットするよりも効果が高いです。
・風通しを良くする
※扇風機・通風口・換気扇など
・エアコンを除湿にします
※気温26度設定・犬のいる高さが26度になる様に
・室内でお留守番の場合、タイル敷きの場所があるならば、
そこに自由に行ける様にレイアウトする(お風呂場・トイレ・玄関など)
・クールボード・大理石などをセットする
・散歩時には、最低10分ごとに飲水させる
・クールベストなどを着用させる
・もしくは水を体などにかける(ずぶぬれはお勧めしません)
・お腹が浸かる程度の水深のところでクールダウンさせる
※川遊び・海遊び・プール遊びの場合は、全身ずぶぬれになります。
水から上がったらしっかりとタオルで水分を取って下さいね。
アンダーコートが多い子はできたらコームでとかすようにしてください。
で、様子を必ず時々は見て下さいね。
「暑い中びしょびしょに濡れたスウェットを着ているのだ」と思っていただければ
良いと思います。
水遊び後の熱中症もよく聞きますからね〜。
犬を車に入れて離れる時は気をつけましょう
室内・車内でのお留守番中に熱射病になったというケースが多いです。
5分・10分でも亡くなってしまう(T-T)のです。
*鱧っちの体のクールダウン用に、
新たに「ドライミスト(携帯用)」を購入しました。
(ちと、高いですけど)
水をかける事で気化熱が発生し(蒸発)、それによって体の熱を放熱します。
それによって体温を下げるという効果を狙ったものです。
ワキの下などの太めの血管を冷やす様にかけます。
買ったお店は↓『Four Seasons』さん
ココです
人間にももちろん有効です♪
他にも思いついたら追加しますね。
今年は例年以上に【熱中症】になってしまう子が増えているようです。
一応、簡単にまとめてみました。
(専門学校&動物病院&セミナーの知識から抜粋です)
まず…【熱中症】とは?
室温や気温(30度以上)や湿度(60%以上)が高いと犬は体温調節が追いつかず、
体温が40度を超えてしまい、最悪は死亡に至る状態をいいます。
※体温は肛門に体温計を3〜5cmほど差し込んで計るのが誤差が少ないようです。
動物用体温計とか婦人用体温計を使うか、
デジタル方式のものを1つ救急箱に入れておいて下さいね。
■症状としては、
ハァハァと浅いあえぐような開口呼吸・よだれ・目が充血・嘔吐・
ぐったりとして動かなくなる など。
※舌の向きにも注意してください。
「巻き舌」のように鼻につくような感じで喘いでいる場合は、
かなり犬はしんどい状態です。
※舌や目の結膜や歯茎の色にも注意しましょう。
正常はいずれも「ピンク」です。
「真っ赤・紫・白っぽい」というような異変が現れます。
どんな子でもなりますが、特に気をつけた方が良い子は、
子犬・老犬・肥満犬(皮下脂肪が体の放熱を妨げるため)・心臓病・
短頭種などの気道が狭い子・声帯除去手術を受けて一部癒着している子。
犬は呼吸をする事で体温調節をしています。
あったまった空気を排出し、
冷たい空気を体に取り込んで体温を下げようとしています。
ところが、吸い込む空気が温かいと…体温を下げる事が出来なくなります(T^T)
また、オーバーコートは暑さや太陽の熱から皮膚を守ったり、
熱を遮断する効果があります。
ところがアンダーコートが多い子は熱気がこもりやすくなり、
しんどくなりやすくなります。
サマーカットをする場合は、全体的に短くなりますが、
アンダーが少なくなっていないので気をつけて下さいね。
※テリアの場合は、バリカンでもアンダーコートが多い子は、
先にアンダーコートを抜いて通気をよくする事が可能です。
■対処方法 まず、慌てずに愛犬の体に触って熱をチェックします。
・水をかけて冷やす
・水に浸ける(氷水は逆効果になるので、水道水で大丈夫)
・濡らしたタオルで包む
・保冷剤、氷枕(アイスノン)など冷たいもので太い血管を冷やす
※ワキの下・内股・首・耳
注意:この作業をしつつエアコンの風に当てる場合は冷えすぎてしまうので注意が必要です。
体温を測りつつ、38度ぐらいに落ちて来たらエアコンで冷やすのは止めましょう(氷も)。
・水分補給をする(少しずつ)
※水・氷をかじらせる・スポーツ飲料(ポカリスエットを薄める・犬用でも可)・アイス・かき氷
・動物病院へ連絡する
※症状が改善していても、内臓にダメージが出る場合がありますから、
連絡し指示を仰ぎ、診察を受けましょう。
■予防対策
・水分を摂らせましょう
※できるだけ多くの水分を夏場は摂取出来る様に工夫しましょう。
生食・缶詰め・レトルト・冷凍などのフードを効果的に使いましょう。
水を飲まなかったら牛乳(お腹が大丈夫なら)とかスープとか。
・散歩前に水分を摂らせましょう
・アンダーコートをできるだけ取りましょう
※毛を短くカットするよりも効果が高いです。
・風通しを良くする
※扇風機・通風口・換気扇など
・エアコンを除湿にします
※気温26度設定・犬のいる高さが26度になる様に
・室内でお留守番の場合、タイル敷きの場所があるならば、
そこに自由に行ける様にレイアウトする(お風呂場・トイレ・玄関など)
・クールボード・大理石などをセットする
・散歩時には、最低10分ごとに飲水させる
・クールベストなどを着用させる
・もしくは水を体などにかける(ずぶぬれはお勧めしません)
・お腹が浸かる程度の水深のところでクールダウンさせる
※川遊び・海遊び・プール遊びの場合は、全身ずぶぬれになります。
水から上がったらしっかりとタオルで水分を取って下さいね。
アンダーコートが多い子はできたらコームでとかすようにしてください。
で、様子を必ず時々は見て下さいね。
「暑い中びしょびしょに濡れたスウェットを着ているのだ」と思っていただければ
良いと思います。
水遊び後の熱中症もよく聞きますからね〜。
犬を車に入れて離れる時は気をつけましょう
室内・車内でのお留守番中に熱射病になったというケースが多いです。
5分・10分でも亡くなってしまう(T-T)のです。
*鱧っちの体のクールダウン用に、
新たに「ドライミスト(携帯用)」を購入しました。
(ちと、高いですけど)
水をかける事で気化熱が発生し(蒸発)、それによって体の熱を放熱します。
それによって体温を下げるという効果を狙ったものです。
ワキの下などの太めの血管を冷やす様にかけます。
買ったお店は↓『Four Seasons』さん
ココです
人間にももちろん有効です♪
他にも思いついたら追加しますね。
by hamoagi
| 2008-08-06 23:44
| 犬の健康